エアポートカーゴサービス株式会社(以下ACS)に勤務して4年目になる吉川先輩が来校し、在校生1年生に業務内容のガイダンスを行ってくれました。

ACSはどんな会社ですか?
…1971年の設立以来、国際航空貨物の取り扱いを担っている企業です。現在、日本の国際航空貨物の取扱代理店は数社の大手運輸会社がシェアの半分以上を占めています。ACSはこれらの大手運輸会社が引き受けてきた国際貨物を実際に海外に発送する一連の手続きを行っている企業です。表面には出ませんが、貨物取扱は、成田を中心にかなりの量になります。
吉川先輩の仕事内容は?
…東京事業部所属で国際航空貨物輸出部門の梱包と簡易通関の仕事をしています。職場は品川で、勤務開始時間は朝7時、9時、12時の3パターンです。定時は8時ですが、貨物量の多い時には10時から11時になることもあります。
仕事が面白いと感じるのはどんな時ですか?
…貨物を通して国際社会の流れを知ることができることです。日本のメーカーの発売開始前のサンプル品を国際貨物として取り扱うことがあります。新製品をいち早く見ることができ、それによって世の中の動きが分かるのです。また、迅速に海外に荷物を届けるという仕事の性質から、各国の飛行機の運航状況をつかむことが重要な仕事です。各国で起きる災害や事件などは飛行機の離着陸に直接影響を与えるので、どこよりも早く情報が入ってくる環境であり、海外を身近に感じる職場であることも、楽しさの一つです。
学生時代に学んでおくと良いことは何ですか?
…エアカーゴの仕事で最も大切なことは「荷物をより早く海外に届けることを意識して仕事をすること」だと思います。そういうスピード感の中で仕事をするため、業務の飲み込みの速さが評価されます。専門学校で学んだ貿易の知識があったため、新入社員の時にも先輩たちの話している貿易用語がすぐ理解でき、迅速な対応に繋げられました。伝票は全て英語なので特に語彙力は必須スキル。専門学校での勉強がここでも活きましたね。コミュニケーション能力も重要です。他社の営業の方から仕事を受けるため、積極的に人と話をしています。特に貨物に事故などがあった時には、日頃積み重ねたコミュニケーションが力を発揮します。学歴よりも実力。現場で認められていることがキャリアアップにつながりますからそのためにもコミュニケーション能力は大切です。
貿易業界を選んだ理由は?
…海外や国際的な仕事に興味があり、飛行機が好きだったからからです。外語ビジネス専門学校の紹介で、在学中にACSでアルバイトを始めました。その期間中に「早くうちに来いよ」と言って頂き、迷わずACSを志望しました。
今後の夢は?
色々な部門で働いてみたいですね。飛行機を毎日眺められる空港での勤務もしてみたいです。空港勤務は24時間シフトですが、苦にならないと思います。特別な業務では現地に赴くこともあり、そうした海外での業務ができるように成長したいです。
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